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「白雪姫」(Snow White and the Seven Dwarfs)

1937年にアメリカで公開されたディズニー初そして世界初の長編アニメーション映画。

日本での公開は、1950年。(吹き替え版の初公開は1958年、また新吹き替え版は1980年)

白雪姫はディズニープリンセスでもお馴染みですね💘

劇中の♪いつか王子様が/Someday My Prince Will Comeはめちゃくちゃイイ曲です。

製作に4年をかけ、当時の金額で170万ドルもの製作費がかかった大作です。

白雪姫、プリンス、女王が登場するシーンを作成する際には、
ロトスコープというフライシャー・スタジオから採り入れた手法が用いられたそうです。
これにより、より写実的な動きを表現することに成功しました。
また、マルチプレーン・カメラを使用することで3次元的な奥行きを表現し、
更にテクニカラーによって鮮やかな色彩を表現出来たようです。

白雪姫の声優を決めるオーディションは、
ウォルト・ディズニー本人が審査をして決定されました。

声優のルックスを見てしまうと、
キレイな人なら声もキレイに聞こえてしまうという考えから、
ディズニーは別室で音声のみを聞いて審査を行ったそうです。

しかし7人の小人の中で、おとぼけと呼ばれる「ドーピー」だけは、劇中一言も声を発しません。
これは、単純に声優の数が足りなかったからと言われています。

ディズニー版の白雪姫は元々、原作のグリム童話の『白雪姫』から創作されました。

簡単なあらすじとしては、
「世界で一番美しいとされる白雪姫の存在が疎ましかった義理の母親である王妃は、毒リンゴを白雪姫に食べさせて殺してしまいます。
たまたま通りかかった王子様が、白雪姫にキスをして、白雪姫は生き返りました。めでたし、めでたし。」

しかし、1812年に出版された原作はロマンティックではありません💔(笑)

殺された白雪姫は、7人の小人によってガラスの棺に入れられ、通りかかった王子がその棺を引き取ると言い出します。
仕方なく小人たちは王子と共に城に向かうことになりました。
王子は四六時中白雪姫を見つめ、棺が横にないと食事も喉を通らない程だったため、小人たちは常に王子の行く先に棺を持って移動しなければなりませんでした。

そんな生活にいい加減ストレスが爆発したのでしょう。
なんと小人の一人が、原因を作ったのは白雪姫だと腹を立て、力任せに白雪姫の背中を殴ったのです。
すると、喉に詰まっていた毒リンゴがスポッと飛び出し、なんと白雪姫は息を吹き返したのです。

じつはこの結末の部分は何度か書き直されています。

例えば第二版では、王子の城へと棺を運んでいる途中に木の根っこにつまづき、
その振動で喉に詰まっていた毒リンゴが飛び出す、、、という風に変更が加えられています。

いずれにしても、王子様のキスで・・・💋といったような幻想的なシナリオではないのです😱

白雪姫城のモデルとなった場所をご存知ですか?

それは、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州のセゴビアのアルカサルなんです。(アルカサルとはスペイン語でお城)

7人の小人の中で私の一番好きなてれすけ(Bashful)です❤️

白雪姫はディズニー映画の始まりといえるアニメーションですね💙

最近のディズニーには薄れてしまったクラシック感が最高です💞



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